Where Does My Money Go? は、納税者である国民一人ひとりが、支払っている税金の使われ方を具体的に理解し、税金の使われ方を決める当事者として責任ある意見を述べることを手助けすることを目的としています。私達は、国民一人ひとりが、公共サービスにおける受益と負担の関係を数字で理解したうえで、私ならこう税金を使って欲しいという具体的で責任のある意見を述べることができるようなることが、日本の財政を健全化させ、日本を新たな成長へと導く近道に違いないと考えています。

なお、このサイトは、公共データのオープン化によって、地域社会を変え、日本社会を変え、世界にも影響を与え、貢献して行こうという思いを持って集まったメンバーによって構築、運営されています。

Where Does My Money Go? はイギリスの Where Does My Money Go? を参考に、日本でも公共データのオープン化によって、地域社会を変え、日本社会を変え、世界にも影響を与え、貢献して行こうという思いを持って集まったメンバーによって構築、運営されています。イギリスの Where Does My Money Go? は Open Knowledge Foundation によって運営されています。

このプロジェクトは市民の手で運営されているのが最大の特徴であり、今後、更なるデータの収集、分析を実施したいと考えています。飛騨市版は、CODE for GIFUおよび株式会社CCLが立ち上げを行いました。ご関心を持った方は是非、ご参加下さい。問い合わせ先はコンタクトフォームからお願いいたします。

Where Does My Money Go? 飛騨市版は、飛騨市の平成24年度の歳出を対象として構築したもので、普通会計の歳出額の内訳を14の分野に整理して図示しています。

また、自分が飛騨市に支払った税額を、仮の数字で14分野に振り分けることで、それぞれの分野で一日当たりいくら使われているのか、イメージとして置き換えて見ることができます。(※注)

自分が飛騨市に収めた税額については、給与所得者であるという前提で、自分の年間総収入(スライドで設定)および世帯(単身世帯or扶養あり)を選択すると、市税年総額として算出されます。所得控除額は、単身世帯の場合33万円、扶養一人世帯の場合66万円、市税負担額は課税対象額の6%と設定しています。

現在この飛騨市版は、普通会計での歳出を対象としたものですが、今後、利用者の皆さんや当該自治体の皆さんのご意見、ご要望を踏まえて、具体的な市税の支出先への振り分けや歳入別の分類など、ニーズに応じて、どんどん成長させて行きたいと考えております。是非、皆様からの忌憚のないご意見、ご要望、ご指摘をお願いいたします。

※注:飛騨市版では、普通会計の歳出に対して、歳入別の仕分けが反映されていないため、実際の市税の振り分けとは異なる数字になっております(例:ある公共工事にかかる支出が、実際は市税ではなく、国の税金から賄われている など)。予めご了承ください。本件については、今後の改善材料といたします。

各地の有志の手により、飛騨市以外にもサイトが立ち上がっています。詳細は関連サイトからご確認いただけます。

コンタクトフォームからご連絡ください。

Where Does My Money Go? 飛騨市版は、飛騨市の歳出がどのように使われたかを示すサイトであり、一切の政治・宗教・特定の団体とは関係がありません。また、税金を何に使うべきで、何に使うべきでないのかを主張するサイトでもありません。今回のプロジェクトの大きな目的は私たちが納めた税金がどのように使われているかを知ることであり、どのように使うべきかをコメントするものではありません。私たちは Where Does My Money Go? 飛騨市版が利用するすべての人にとって使いやすいものであることを願っています。